冬になるとブーツや長靴などを履く機会が増え、靴の中が蒸れて水虫になってしまうことがあります。また、寒くなると乾燥してしまい足のかかとがひび割れその部分からも水虫が感染してしまうこともあるので注意しましょう。

痛い症状も?足湯も感染源となる水虫

温泉地などでよく見かける足湯ですが、実は水虫の感染源となってしまう事があると言われています。
水虫は皮膚のケラチンというタンパク質を、エサとして活動する白癬菌というカビの仲間が、感染する事で起こる皮膚感染症の1つです。

ケラチンがある場所なら生息できるので、頭や顔、手にも感染するケースがありますが、やはり水虫の約70%は足に発症します。
水虫と言えば痒い皮膚病というイメージが定着しています。
白癬菌はケラチンを溶かしてエサとする為に、ケラチナーゼという酵素を分泌するのですが、この酵素で溶かされている時に強い痒みを感じるのです。

足湯は不特定多数の方が使用する施設ですので、中には白癬菌に感染している方もいるでしょう。
お湯の中では白癬菌に感染するリスクは低いものの、足湯の周りには白癬菌が散らばっている恐れがあります。
しかも白癬菌は温度と湿度が高い場所で活動が活発になるので、足湯は感染しやすい環境が整っているのです。
ですので、足湯につかった後はしっかりと足の裏を洗い、水気を拭き取りましょう。

痒みが強い為、ついつい搔き毟ってしまい、傷が出来るなどして痒みだけでなく痛い思いをする方も少なくありません。
痛いと靴を履いたり歩く事さえ、困難になってしまう場合もあります。
このような状態にならない為にも、痛い思いをする前に水虫かな?と感じたら、早めに対策を行いましょう。

白癬菌を死滅させるには、抗真菌作用のある薬での治療が有効です。
皮膚科ではほとんどの水虫に対して、抗真菌成分を含んだ塗り薬で対処します。
もし、症状が酷くなったり白癬菌が爪にまで感染を広げていた場合は、体の中から対応するしかありません。
この場合は、内服薬で治療するケースが一般的です。